積立投資で資金流入するインデックスファンド

 参考情報として、つみたてNISAに活用できる追加型投信を2種類ご紹介します(図表5)。

 1本目は世界株式に連動する投資成果を目指す「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、2本目は米国株式に連動する投資成果を目指す「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です(両ファンドとも原則為替ヘッジは行いません)。世界株式に広く分散投資したいニーズ、米国株式のみに分散投資したいニーズに応じて選ぶことができます。

 両ファンドとも、多くの積立投資に伴う着実な資金流入で「運用純資産」が増加傾向を示しています。短期売買(ファンドの乗り換えなど)ではなく、将来の目標に向け「貯めながら増やしたい資金」の流入が主流となっているインデックス・ファンドとして注目したいと思います。

<図表5:世界株式と米国株式のインデックス・ファンド(参考情報)>

*上記は参考情報であり、特定の投資商品を推奨する目的のものではありません。
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2018年初~2021年2月3日)

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