今週の指標:NYダウ(ダウ工業株30種平均)

 先週は、米国では注目の決算(「GAFAM」(Google、Amazon、Facebook(メタ)、Apple、Microsoft))を控えており、前週はネットフリックスの急落で市場心理を悪化させたことで、注意が必要としました。

 NYダウは週前半、4月26日(火)▲809ドルの3万3,240ドルと急落し、28日(木)は+614ドルの3万3,916ドルと急反発しましたが、週末の29日(金)はメタ(旧フェイスブック)赤字決算を発表したことで、ハイテク株が全面安、NYダウも一時1,000ドルを超す下げとなり、終値は▲939ドルの3万2,977ドルとなりました。

 今週は、FRBがFOMCで0.5%の金利引き上げを行い、利上げペースを早めるとの見方も出ており、今後の利上げの見通し次第ではNYダウは2月24日の年初来安値3万2,272ドルを試す動きも想定されます。