ガンドラックの独占インタビューを読むと、現在、世界経済は微妙な瞬間になると思われるが、はたして株価は不安の壁を越えられるのだろうか?
NYダウは原油先物相場と連動相場になっている。しかし、ここにきて上昇相場に陰りがみられる。また日経平均は木材先物とおおむね連動しているが、3月以降の動きは日経平均が買われすぎている。
NYダウ(青)と原油先物(赤)の推移
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日経平均(黒)と木材先物20日先行足(赤)の推移
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米国ではナスダック総合指数はまだ最高値を更新していないが、ナスダック100が昨年12月の安値から20%超の上昇をみせ、ハイテクバブルが復活している。ナスダック100は上がっているが、予想収益率は0.8%下がっており、また、世界の貿易量は2008年のリーマンショック(金融危機)以来の最大の落ち込みとなっている。セルインメイの季節も近づくなかで、現在の金融緩和期待の株高の持続性を冷静に考える局面が来ているのかもしれない。
ナスダック100と予想収益率
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世界の貿易量
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