これは米国株投資の答えか!?

 足元でS&P500指数は3,200近辺で推移している。これに上記平均収縮(調整)率のマイナス36%を当てはめると2,048、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチが指摘しているように3,300台まで上昇したとすれば2,112となる。次の調整がおきた場合は2,000ポイント台前半まで指数は調整を余儀なくされそうだ。

 では、そうした収縮(調整)に巻き込まれずに売るとしたら目安はどこになるのだろうか。

S&P500の年足チャート(グレーの線)と、3年間の平均リターン(オレンジの線)

出所:ゼロヘッジ

  上記チャートはS&P500の年足チャート(グレーの線)と、3年間の平均リターン(オレンジの線)である。これまでの相場では、「3年間の平均リターンがプラス10%に達したところで売って、マイナス10%を割り込んだところで買う」ということを繰り返せば、循環的には利益を確保でき、大きなクラッシュに巻き込まれることなく市場からの利益という果実を手にすることができそうだ。