政治的ストレス増加は資産市場にマイナス影響か?
2019年もマーケットはトランプ米大統領に振り回されたが、これだけ政治的な不安やストレスが増加する中でも世界の株式相場はびくともしていない。マーク・ファーバーのレポート『The Gloom, Boom & Doom Report(マーク・ファーバー博士の月刊マーケットレポート)』によると、「デモ参加者・暴動者が経済にあからさまな悪影響を与えている香港でさえ、2019年の株式相場は、これまでのところ7%高(2019年11月20日現在)だ。ただし、注目すべきことがあり、ほとんどの不動産会社が(膨らませた)純資産価値の50%安で売られている」という。不動産が半値になっているのに株が下がっていないとは、驚くべき現象だ。
香港ハンセン指数(日足)
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NYダウ(日足)
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日経平均(日足)
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政治的ストレス指数と幸福度指数
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