方向感のない為替市場
米著名投資家のラリー・ウィリアムズは2019年9月21日に、「ドルインデックスは方向感を失い大きなレンジを形成しています。このような状態がすでに数カ月続いています。レンジをブレイクしてどちらかへ進むはずです。現地点では、●曜日の安値をブレイクしたところで売ります。アキュムレーションは弱いので、ユーロの買いになります。しかし、木曜の安値をブレイクして売りシグナルになり、その際、●曜日の高値にストップをおきますが、ドテンしてもよいでしょう。これだけ長く横ばいなので、シンプルにドテンするのがよいでしょう。ドルインデックスではブレイクアウトからトレンドに乗っていきます」と述べ、為替市場の戦略としては、もちあいを離れるまでは基本的に待ちの姿勢のようだ。
ドルインデックス(日足)
最近はポンド/ドル相場も日足では強いトレンドが発生していない。トレンドが発生しにくいユーロ/ドルやユーロ/円の逆張り(ストップロス注文必須)を継続しているが、筆者も現在の姿勢は基本的に様子見である。
ポンド/ドル(日足)順張りの標準偏差ボラティリティトレードモデル
ドル/円(日足)順張りの標準偏差ボラティリティトレードモデル
ユーロ/ドル(日足)逆張りのATRチャネルトレード
ユーロ/円(日足)逆張りのATRチャネルトレードモデル