景気判断は水物、景気動向を慎重に見極める必要

  今も、米景気が後退期に入る懸念が語られていますが、私はメインシナリオとして、米景気は後退期入りを回避して持ち直すと予想しています。

 ただし、景気判断は水物です。私の予想が外れて、これから世界景気が、あれよあれよという間に悪化して後退期に入っていく可能性も否定はできません。

 景気判断に過度にベットせず(賭けず)、時間分散しながら、割安な米国株・日本株に投資していくことが、中長期の資産形成に寄与すると思います。

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