雇用増加が予想以上、米長期金利は1.9%台に上昇、インフレ・金融引き締め懸念強まる
2月4日に発表された1月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比46万7,000人増加と、市場予想より強かったことから、米長期金利は1.9%台まで上昇しました。
米長期金利の動き:2020年1月2日~2022年2月4日
米雇用統計・非農業部門雇用者増加数(前月比):2019年1月~2022年1月
1月の完全失業率は4.0%で、12月の3.9%から0.1%上昇しましたが、引き続き、コロナ前に近づく低い水準と言えます。
米雇用統計・完全失業率:2014年1月~2021年1月
12月の米インフレ率が7%まで上昇したことも含め、米国の金融引き締めが懸念は高まっています。