大統領選挙年のNYダウのシーズナリーサイクルの特徴は「8月高と年末高」
米大統領選挙前年の米国株は上昇する割合が高く、アノマリー投資では最も注目されている現象だ。1950年以降の米大統領選挙前年の米国株の推移を見ると、NYダウ平均株価が17回中16回上昇している。
今年2019年は米大統領選挙前年の年だったが、まさにアノマリー通りの動きとなった。
大統領選挙前年のNYダウのシーズナリーチャート
さて、来年2020年は米大統領選挙年である。大統領選挙年のNYダウのシーズナリーサイクルは「8月高と年末高」という特徴を持っているが、過去のNYダウの平均的なシーズナリーサイクルよりパフォーマンスが悪く、年前半はあまり期待できないというのが大統領選挙年のアノマリーである。
大統領選挙年のNYダウのシーズナリーチャート
以下のチャートは大統領選挙翌年と中間選挙年のNYダウのシーズナリーチャートである。中間選挙年や大統領選挙年の株価のパフォーマンスは平均より良くないという点に注意したい。
大統領選挙翌年のNYダウのシーズナリーチャート
中間選挙年のNYダウのシーズナリーチャート
石原 順
ファンドマネージャー (海外ファンド運用)
1987年より株式・債券・CB・ワラント等の金融商品のディーリング業務に従事、1994年よりファンド・オブ・ファンズのスキームで海外のヘッジファンドの運用に携わる。為替市場のトレンドの美しさに魅了され、日本において為替取引がまだヘッジ取引しか認められなかった時代からシカゴのIMM通貨先物市場に参入し活躍する。相場の周期および変動率を利用した独自のトレンド分析や海外情報ネットワークには定評がある。現在は数社の海外ファンドの運用を担当 する現役ファンドマネージャーとして活躍中。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」金曜日パーソナリティー、同「キラメキの発想」準レギュラー、同「楽天証券PRESENTS 先取り★マーケットレビュー」メインパーソナリティー。
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