「ホテルカリフォルニア」になった米緩和政策
「金融政策は『ホテルカリフォルニア化』するリスクがあった。いつでもチェックアウトできるが決してホテルを去ることはできないという、イーグルスのヒット曲だ」という発言をしたのは、フィッシャー元ダラス連銀総裁だが、FRB(米連邦準備制度理事会)の2019年の金融政策の転換は、金融政策が完全にホテルカリフォルニア化している証左であろう。
中央銀行の金融政策は昨今、薬物中毒に例えられるように、もう金融緩和依存をやめられないのである。したがって、現在の金融緩和は金融システム全体が破綻するまでは続けることができるし、資産価格もそれにつれて上昇しうる。
FEDの総資産
今年のエイプリールフールに、FRBの「株価の維持」というシングル・マンデート(単一の、委任された責務・権限)姿勢を揶揄した「The Fed Guarantees No Recession For 10 Years, Permanent Uptrend For Stocks & Housing(連銀が今後10年リセッションは起こらないと保証、永続的に上昇する株式市場と住宅市場)」(ゼロヘッジ)というブラックジョーク的な記事が掲載されたが、いまやこれが冗談ではなくなってきている。このコラムには、「これから10年、株式市場はリセッションも下落もないと連銀が保証、S&Pは5,600まで上昇する」と書かれている。
これから10年、株式市場はリセッションも下落もないと連銀が保証、S&Pは5,600まで上昇する!?
このコラムの記事は以下の一文で締めくくられている。
“This is an April Fool's Day whimsy. But how far it is from what the Fed elites actually believe is unknown.”
「この記事はちょっとしたエイプリールフールの気まぐれである。しかし、連銀のエリートたちが本当に信じていることからどれほどかけ離れているかは知る由もない。」




















































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