アドバイス2:少額で積み立てをするといい

 若年層の老後資産形成については、毎月一定額を投資に投じる積み立て投資のスタイルを強くオススメします。

 投資のイメージというと、「まとまったお金をドカンと入れて、売買だけで増やす」ものと考える人がいるかもしれませんが、老後資産形成を長期で行うなら、これはあまり得策ではありません。

 むしろ投資商品を購入するタイミングを考えることを意識せず、自動で指定日に引き落としされ、投資信託が買い付けられるような仕組みにしておくことをオススメします。積み立ての定期預金をするような感覚で行えば十分です。

 一方で投資なのに、「ちょっとずつしか増えないじゃないか」と感じるかもしれませんが、むしろ、ちょっとずつ、基本的には取り崩さないお金を積み上げていくほうが、最終的に資産は増えます。運用益よりも元本をコツコツ上積みすることを意識するのです。

 あなたが50歳より前なら、資産形成を行う時間はまだまだたっぷりあります。特に20~30代であれば、毎月1万円程度であっても十分に資産をつくることができるのです。家計を見直しするなどして、無理なく積立投資を続けられる金額に設定することのほうが重要です。「家計簿をつけて家計を総点検することが運用のスタートライン」と考えていいでしょう。