ゴールドの1,400ドル超えはドル安相場の号砲か!?
先週のレポートで取り上げた筆者の注目する運用者ポール・チューダー・ジョーンズは、2019年6月12日のブルームバーグのインタビューで、
米国の利下げ観測(実際に利下げするまで)の中では、
- 株買い
- 短期の債券買い
- ドル売り
- ゴールド買い
がワークするだろうと相場観を語っていた。
それは、見事に功を奏している。
NYダウ(日足)とトレンドサイクル(ノウハウは非公開)
トレンドサイクルの転換で『ポジションをとる準備』をし、実際に売り買いするタイミングはMACDの3つの指標を総合判定したシグナルが教えてくれる。
筆者は「分散投資の観点から、今年の運用ではゴールドをどこかで買いたいと思っている」と、セミナー、ラジオなどで述べてきた。
以下のチャートは過去20年のゴールド先物のシーズナリーチャートである。ゴールド相場はおおむね年央に底打ちする傾向がある。したがって、7月はゴールドの押し目買いがシーズナリーサイクルのセオリーとなる。
過去20年のゴールド先物のシーズナリーチャート
ゴールド相場はおおむね年央に底打ちする傾向がある
注目はゴールド先物相場である。ポール・チューダー・ジョーンズは、「これから12カ月~24カ月の時間枠で見ると、もっとも良いトレードになりそうなのは『ゴールド買い』で、節目の1,400ドルを超えれば、相場は1,700ドル近辺までトライしにいくだろう」と予測しているが、ゴールド先物相場は1,400ドルを上回ってきた。
ゴールド先物(日足)とトレンドサイクル(ノウハウは非公開)
トレンドサイクルの転換で『ポジションをとる準備』をし、実際に売り買いするタイミングはMACDの3つの指標を総合判定したシグナルが教えてくれる。
ゴールド相場は週足の方も筆者の判定では買いトレンド相場になっている。日足、週足の両方が買いトレンド相場となっており、目先は買われ過ぎ感があるものの、ゴールドは夏以降の相場でひょっとするとビッグトレンド相場になるかもしれない。
ゴールド先物(週足)とトレンドサイクル(ノウハウは非公開)
トレンドサイクルの転換で『ポジションをとる準備』をし、実際に売り買いするタイミングはMACDの3つの指標を総合判定したシグナルが教えてくれる。
ビットコイン/円(日足)とトレンドサイクル(ノウハウは非公開)
トレンドサイクルの転換で『ポジションをとる準備』をし、実際に売り買いするタイミングはMACDの3つの指標を総合判定したシグナルが教えてくれる。