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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「【日本株】米国株下落でも、日本株が堅調!4つの理由と投資判断は?」
米国株下落でも、日経平均は意外にしっかり
先週(5月9~13日)の日経平均株価は、1週間で575円下がり、2万6,427円となりました。12日に一時、2万5,688円まで下がりましたが、13日に前日比678円高の2万6,427円と反発しました。
米ナスダック・S&P500・日経平均の動き比較:2019年末~2022年5月13日
米国株には、まだ下げ止まり感がありません。昨年10月以降、米インフレ・ショック、ウクライナ・ショックに、米中景気減速懸念も加わって、下値模索が続いています。
そうした中、日経平均も下がってはいますが、3月以降は、米国株が急落してもあまり下げない日も増えました。米国株と比較して、日経平均の堅調さが話題となっています。
先週5月9日のレポートで私は、日経平均が米国株よりも堅調な理由として3つあげました。それに、岸田政権の政策スタンス変更の可能性への期待も加え、4つの背景から日本株は堅調になっていると思います。