コロナ危機でも西松屋チェーンは好調

 上記銘柄の中で、7月1日時点で3-5月決算を発表済みなのは、西松屋チェーンだけです。同社は、3-5月コロナ危機の中、好調な業績を発表しており、投資妙味は高いと判断しています。

 西松屋チェーンは、3-5月の既存店販売が+9.7%伸びています。その結果、3-5月の営業利益は、前年同期比46%増の36.66億円まで伸びました。同社既存店販売は、6月には33.8%増となっており、好調が続いています。

 ただし、人気トップ10リストの中には、コロナ直撃で業績が悪化しているものも含まれているので、注意が必要です。できれば、3-5月決算を見てから、投資した方が良いと思います。

 イオン、ビックカメラ、吉野家のように、コロナ危機でダメージを受けても、コロナが去れば、中長期的に安定収益を稼いでいくと期待している銘柄もあります。こうした銘柄は、長期投資で買っていって良いと判断しています。ただし、慎重に判断するならば、3-5月の決算発表を見てからの方が良いかもしれません。

 上記リストの中には、ライトオンのように、コロナ危機が起こる前から、業績が低迷している銘柄もあります。私は、ライトオンは、投資を避けた方が良いと考えています。