新型肺炎はしばらく世界の市場をかく乱する

 新型肺炎の関連ニュースが多くの時間を使って報道され、世界的な関心と国民の不安が高まっています。

 過去のSARS(重症急性呼吸器症候群)もそうでしたが、生命の危機が迫っている場合、経済も縮む時期があります。一方で、いずれ人類は解決策を見いだし、社会・経済は回復に向かうことも間違いありません。

 SARSのときは、ウイルス原因の特定や対応策の確立に時間を要しました。それでも半年から1年をかけて、経済は回復に転じています。

 今回も、関係各所の努力が行われていますが、取り組み不足と批判する人も少なくなく、ゴシップ、誤報などもネットでは飛び交っているようです。しかし、私たちは落ち着いて日々の生活を送り、世の中の動きを見守りたいものです。

 さて、投資初心者、積立投資家にとって、こうした経済の急変時にはどう対応するべきでしょうか。パニック時に積み立て投資家が絶対にやるべきこと、この機会に考えてみましょう。