10月の売買代金ランキング(人気株)

 10月の売買代金トップはジャスダックのワークマン。9月に月間36%の大幅高となったワークマンは、10月も順調に上値を切り上げ、最高値は9,650円(9月末終値7,840円)。このタイミングでは、時価総額でもマクドナルドを抜いてトップに躍り出ました。平常時では、マザーズのそーせい、サンバイオの定位置である売買代金ランキング1位の座。ここにジャスダック銘柄が入ったのも今年初でした。

 全体で見ると、10月も新興株市場の流動性は低下方向。10月の東証マザーズ市場の1日当たり売買代金は616億円で、9月の677億円と比べても1割程度減少。個人投資家の資金が、日経平均型のブルベアETF(上場投資信託)や、東証1部のSBGに向かった影響が大きかったように思われます。

 その資金で構築された「日経平均ショート(売り)」や「SBGロング(買い)」が含み損に(塩漬け化)。資金の回転が効かない状態にあるともいえそうです。

市場 コード 銘柄名 10月末
終値
時価総額
(億円)
売買代金
25日
移動平均値
(億円)
月間
騰落率
(%)
ジャスダック 7564 ワークマン 7,700 6,302 98.5 -1.80%
東証マザーズ 4565 そーせい 2,545 1,959 41.3 5.00%
東証マザーズ 4592 サンバイオ 4,410 2,284 41 -1.80%
東証マザーズ 7803 ブシロード 4,035 649 27.3 30.00%
東証マザーズ 4563 アンジェス 708 757 21.2 5.50%
東証マザーズ 4385 メルカリ 2,451 3,749 20.6 -8.70%
東証マザーズ 6182 ロゼッタ 3,640 375 19.8 -5.80%
ジャスダック 3758 アエリア 1,022 242 18.8 -21.40%
東証マザーズ 4588 オンコリス 1,995 283 12.7 -9.50%
東証マザーズ 3990 UUUM 4,885 944 12.5 -7.30%
ジャスダック 7800 アミファ 1,018 33 12.4 -39.40%
ジャスダック 2146 UT GROUP 2,724 1,099 11.5 18.00%
ジャスダック 2702 マクドナルド 5,430 7,220 11 3.80%
ジャスダック 6324 ハーモニック 5,060 4,874 11 7.70%
東証マザーズ 3935 エディア 606 30 10.4 23.40%
東証マザーズ 3479 TKP 4,755 1,784 10.1 -9.90%
東証マザーズ 7069 サイババズ 3,720 127 9.8 -15.30%
東証マザーズ 2121 ミクシィ 2,097 1,641 9.3 -7.70%
東証マザーズ 6027 弁護士コム 5,010 1,115 9.2 23.70%
東証マザーズ 6166 中村超硬 1,330 107 8.6 244.60%