ドル/円は三角もちあいの上値抵抗線抜けに失敗
1月23日のレポートで、ドル/円三角もちあいの上値抵抗線トライについてとりあげた。ドル/円は上値抵抗線で押し返され、現在は円高に振れている。これで、またしばらくはだらだらとしたレンジ相場になりそうだ。
世界規模で中央銀行が一斉に同じ方向に動いているため、二国間の国債の交換レートである為替相場は差異がなくなり動かなくなっている。特に、ドル/円は国家管理相場の中、トレンドが出ないので、逆張りの「ATRチャネルトレードモデル」(ロスカット付き自動売買)がうまくワークしている。
ある米国人トレーダーは、「非常に気にしていることの1つはFX(外国為替証拠金取引)のボラティリティ不足である。通常、このようなボラティリティの不足は、暴力的な方法で解決される傾向がある。つまり、それは大きな/急速な動き(方向の不可知論)の前兆である可能性がある」と発言しているが、ボラティリティは依然低いままだ。果たして、2020年はFX市場のボラティリティが戻ってくるのであろうか?
ドル/円(月足)逆張りのATRチャネルトレードモデル
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ドル/円(週足)逆張りのATRチャネルトレードモデル
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ドル/円(日足)逆張りのATRチャネルトレードモデル
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