IPOの結果、実際は?

 たとえば、2021年4月1日~9日に実施されたIPOの結果は以下のとおりです。

銘柄(証券コード) 公募価格(円) 初値(円) 上昇率(倍)
オキサイド(6521) 2,800 6,540 2.3
セルム(7367) 1,280 1,502 1.2
表示灯(7368) 2,000 2,673 1.3
ファブリカコミュニケーションズ(4193) 6,000 6,900 1.2
アイスコ(7698) 2,000 2,900 1.5

 これを見ると、軒並み公募価格に比べて初値が上昇していることが分かります。

 2021年4月9日までのトータルでも、25件のIPO中、全ての初値が公募価格超えとなりました。中には初値が公募価格の3倍、4倍以上になったものもあります。