しんた:今回のまとめ

投資を開始するときに、「売り(利益確定の売りと損失確定の売り)」の基準を「決め」ておく

ひな:利益確定だけじゃなくて、損失も決めておくのね。

しんた:そう。ずるずる損を抱えて運用してもうまくいかないことが多い、って記事を読んだんだ。自分が投資の入るタイミングを間違えたと思ったら、サクッと損失を確定して、次の投資へ向かったほうが良いと思うよ。

ひな:へー。なんで?

しんた:実はね、さっきの「利食い千人力」だけど、売る時だって、「損切り千人力」なんだ。損は確定するけど、より良い投資資産を見つけて、新たな出発をしたほうがいいと思わない? だって、「上がる」と思って買ったのに、「下がって」いるわけじゃん。あとね、「運用が上手な人は、損切りが上手な人が多いらしいよ。」って、お父さんが言ってた。赤字で運用していると、ただ戻るのを「様子見」することが多くなって、新たな投資機会を見逃しちゃうんだって。でも、黒字で運用していると、半分だけ利益確定したり、追加で運用資金を投入してさらに利益を上乗せしたり、ってできるんだって。

ひな:あ! 確かに、さっきのしんた君のクイズ、確定利益の1万円が手元にあるから、次の投資で少しくらい失敗しても、ちょっと余裕を持った気持ちでできるかも。

しんた:でしょ、でしょ! それでね、他には……。

ひな:ちょっと待って! いま頭がいっぱいだから次回にして!

しんた:投資のコツ、その2と3は次回か……。

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