コロナ後に回復を期待するイオンモール

 優待人気ランキングの21位にあるイオンモ-ル(8905)は、コロナ禍で、イオンのショッピングセンターが国内外で営業停止となった影響で、今期(2021年2月期)の第1四半期(2020年3-5月期)の最終損益は▲134億円の赤字に転落しました。年後半に業績回復を見込みますが、それでも通期の最終損益は▲40億円の赤字と会社は予想しています。イオンモールは、「コロナに弱い銘柄」でした。

 ただし、コロナが収束した後は、国内外ともに、業績は急速に回復すると予想しています。コロナ前の2020年2月期に、同社は売上・営業利益・経常利益・純利益とも、過去最高を更新していました。コロナ収束後に、再び最高益をあげていく力があると判断しています。

 イオンモールは、優待に加え、配当利回りも2.9%と高く、投資魅力が高いと判断しています。配当利回りは、今期1株当たり配当金(会社予想)40円を、8月19日の株価1,392円で割って算出しました。

 詳しくは、後日リリースする、イオングループのレポートに記載します。

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