夏枯れの8月。2021年は日米増益予想。年末高はあるか?
ただ、株式もドル相場も8月は「夏枯れ」となりやすく、米国株の調整と円高(ドル安)で日本株式も調整モードとなりやすい季節に入っています。
米中対立の激化、米大統領選挙の行方、感染の拡大が「悲観されたほど悪材料化しない」と仮定すれば、秋以降は「2021年の景気回復と業績回復」を視野に入れ、大統領選挙後は「年末高」を迎える可能性もありそうです。
図表3は、米国株式(S&P500指数)と日本株式(TOPIX)のEPS(1株当り利益)動向を示したものです。「2021年の業績は前年比増益」が見込まれている点に注目したいと思います。
<図表3>米国市場と日本市場の業績動向(実績と市場予想)
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*上記は時価総額加重平均株価指数ベースのEPS実績と市場予想平均を示したものです。
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年7月29日)
出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2020年7月29日)