NYダウのオプションボラティリティやATR(アベレージトゥルーレンジ)はまだそんなに上がっていないので、目先は売られ過ぎで相場が止まっているが、これから相場の動きがさらに大きくなる可能性もある。
NYダウ(日足) オプションボラティリティと14日ATR
ドル/円(日足)順張りの標準偏差ボラティリティトレードモデル
中国株も売りトレンド相場となっている。年初からの上げ相場は終わった。ブルームバーグが報じているように、相場が急落した6日には中国の政府系ファンドが相場急落の影響を和らげる狙いで、大手石油会社2社や中国の銀行最大手等、一部銘柄を対象に活発に動いていたようだ。PKO(株価維持政策)で株価をいくら支えようがせいぜい良くて横ばいだろう。
上海総合指数(日足)順張りの標準偏差ボラティリティトレードモデル
米国における自社株買いは決算発表シーズン中に増え、5月にかけては季節的にピークになる傾向がある。ピークアウトした後のマーケットはさてどうなるのか。FRBの180度方針転換という宴の後には何が待っているのだろうか…。
米国における自社株買いの推移
自社株買いは5月にピークアウトする傾向がある