逆張り取引で成功するには、
- トレンドが発生しにくいコンディションの銘柄(通貨ペア)を取引すること
- 標準偏差ボラティリティやADXというテクニカル指標を使い、方法性のあるトレンド相場と方向性のないランダム相場を認識する
- システマティックな損切り注文を置いておく
という3点が重要である。
相場の方向性がなくて面白くないという声の多い最近の為替相場だが、このような相場では<逆張り>がうまくワークすることが多い。
ATRチャネルトレードモデルは、筆者が相場の天井と底の発見、すなわち、相場の転換点をとらえるのに使っている<逆張り>の道具である。
下のチャートはATRチャネルトレードモデルで、相場の大転換(ATRチャネルと標準偏差・ADXの組み合わせ)・小転換ポイント(ストキャスティクス)で売買シグナルを発生させている。このモデルで3つの逆張り売買を実践できるようになっている。大転換ポイントは、相場がATRバンドの外にあるとき、ADXと標準偏差ボラティリティの両方がピークアウトしたときである。
●ドル/円(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ドル/円(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●ユーロ/ドル(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ユーロ/ドル(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●ユーロ/円(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ユーロ/円(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●ポンド/ドル(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ポンド/ドル(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●ポンド/円(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ポンド/円(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●ドル/カナダドル(日足) ATRチャネルトレードモデル
●ドル/カナダドル(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
●カナダドル/円(日足) ATRチャネルトレードモデル
●カナダドル/円(1時間足) ATRチャネルトレードモデル
逆張りは順張りより難易度が高い売買手法であり、ストップロスを置かないと壊滅的な損失を被る可能性がある。それらに留意したうえで、筆者はATRチャネルトレードモデルを使って、通貨市場の日足や短期のタイムフレーム(30分~4時間足)で頻繁に売買を行っている。
ATRチャネルトレードモデルは、すべての市場と時間枠(タイムフレーム)に拡張が可能である。