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著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
少し温まってきた世界景気。日本株「買い場」

米景気ソフトランディング期待からナスダック反発続き、日経平均も上昇

 先週(1月30日~2月3日)の日経平均株価は、前週1月27日(金)終値と比較し、1週間で127円上昇して2万7,509円となりました。4週連続の上昇です。

 米景気ソフトランディング期待からナスダック総合指数の反発が続き、日本株も上昇しています。先週のナスダックは、1週間で3.31%上昇、5週連続の上昇となりました。

日経平均とナスダック総合指数の動き比較:2021年末~2023年2月3日

出所:2021年末の値を100として指数化、QUICKより楽天証券経済研究所が作成

 昨年10月以降、米国株だけでなく中国株や欧州株の上昇も続いています。リセッション(景気後退)の不安が高まっていた中国・欧州景気に回復の兆しが強まっていることが背景です。以下のチャートをご覧ください。

独DAX指数・香港ハンセン指数・ナスダック総合指数の動き比較:2021年末~2023年2月3日

出所:2021年末の値を100として指数化、QUICKより楽天証券経済研究所が作成