FX市場のアノマリーとテクニカル分析
筆者はこのところ、NZドル、ユーロ/ドル、ドル/スイスフランに注目してきたが、あくまでもドル安相場の本命はユーロ/ドルである。
以下の3通貨の過去20年のシーズナリーチャートを確認していただきたい。NZドルの相場は12月中旬に波乱含みとなりやすい。また、どの通貨も1月はドル高に転換しやすい。以上のことを考慮すると、NZドルはいったん利食いを考慮すべきだろう。
NZドルのシーズナリーチャート(過去20年の平均チャート)
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ユーロのシーズナリーチャート(過去20年の平均チャート)
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スイスフランのシーズナリーチャート(過去20年の平均チャート)
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さて、実際の相場を見てみよう。
NZドル/ドル(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
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ユーロ/ドル(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
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ドル/スイスフラン(日足)標準偏差ボラティリティトレードモデル
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NZドルとユーロは水色のラインの標準偏差がピークアウトしている。黄色のラインのADXもピークアウトしてきたら、トレンドはいったん終息する可能性がある。ローソク足の赤や黄色のトレンドシグナルが消滅すれば、筆者は淡々とポジションをクローズするだけだ。