予測!2020年はこんな年になる!

 2019年は米国の優良株をひたすら長期保有する私のような投資スタイルにとって最良の1年になりました。

 引き続き2020年上半期も米国中央銀行FRB(連邦準備制度理事会)による隠れQE4(量的緩和第4弾)を追い風に株高傾向が続く、と予想しています。ただ、月間600億ドル(約6.5兆円)の「Tビル」と呼ばれる米財務省短期証券を購入するという、このQE4は2020年第2四半期までで終了予定。QE4が終わる年後半以降は、好調な米国株市場も崩れ始めると思います。

 特に大統領選挙後となる11月以降は米中貿易戦争の激化も予想されるため、2020年下半期のリセッション(景気後退)リスクは高いと思います。

 ただし、景気サイクルを正確に予測することはできません。なので、今まで通り、「バフェット太郎10種」に選定した米国の連続増配高配当株10社への均等分散投資を、愚直に続けていく、という超シンプルな投資戦略に変わりはありません。

 その一方で、景気サイクルに備えた投資として、資産の一部を安全・逃避資産とされる金を採掘する金鉱株やデジタル・ゴールドとして注目されているビットコインなどにも移しており、2020年もそうしたリスクヘッジを行っていくつもりです。