外国人投資家は、円安で日本株を買い、円高で売る

 12月の世界株安局面では、円高が進みました。円高が進むにつれ、外国人投資家による日経平均先物の売りが増え、日経平均は急落しました。1月は3日以降、円安に向かっています。円安が進むにつれ、外国人による先物買い戻しが増えています。

ドル円為替レート日足:2018年10月1日~2019年1月25日

 

 米利上げが打ち止めもなるとの見方も出ており、今後、再びドル安(円高)が進む可能性には、注意が必要です。

押し目での買い増しを狙いたい

 日本株は、PER(株価収益率)・配当利回りなどから見て割安で、長期的に良い買い場を迎えていると考えています。ただし、このまま一本調子の上昇が続くとは考えていません。押し目を待って、買い増ししていくのが良いと考えています。

 

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