Q:年間で、何万円くらい寄付していますか?

A:限度額ぎりぎりまで!緻密に計算しています

 詳細な金額は内緒ですが(笑) 税控除対象の寄付上限額いっぱいまで計算し、計画的に寄付しています。まずはボーナスを除き、給与の額面で限度額を確認。さらに夏と冬、ボーナスが支給されたら再計算して、あといくら寄付できるか! を緻密に、正確に計算しています。

 そしてもちろん、12月になると駆け込み納税のラッシュです。2015年の“スネ夫ライフ”デビューを機に、制度も理解し、手続き方法もわかったので、納税することについて抵抗はなくなりました。特に、2016年6月頃、今年の住民税の寄付控除を確認してから、金額・件数を増やしました。

 毎年6月ごろにサイトを総チェックして、年間を通じて寄付できる固定の返礼品、季節限定の返礼品を整理し、年末までのおおよその予定を立てて寄付プランを綿密に立てています。

 

Q:過去やらかした失敗は?

A:確定申告したら書類が間に合わず二度手間に!

 2017年、ワンストップ特例制度を利用できる5つの市町村を厳選して寄付しました。そして、住宅ローン減税を受けるため、2018年の3月に確定申告しました。ところが、確定申告をすると、ワンストップ納税は無効になってしまうため、寄付控除証明書を使い、申告をする必要が出てきます。

 そこで、確定申告の準備をしていたところ、寄付控除証明書が足りず、再発行を依頼した結果、書類の到着が確定申告に間に合わないことが判明。まずは、住宅ローン減税の申請のため、税務署に出向き、その後、寄付控除の書類がすべてそろってから、まだ、税務署に出向くという二度手間になってしまいました。

 2018年にも、確定申告にミスがあり慌てて税務署に駆け込み、e-Tax(国税電子申告・納税システム)で手続きをすませました。このe-Taxでの手続きがあまりにも簡単にできたので、翌年から、ワンストップ納税手続きに縛られない、つまり、市町村の数を気にせずにふるさと納税を楽しめるようになったのは、ある意味良かったです。ワンストップ納税を活用されていても、寄付控除証明書をしばらく保管されることをお勧めします。

 返礼品がらみの失敗では、お米の返礼品が届くのをアテにしていたところ、返礼品の到着がなんと3カ月後ということが分かり、今日明日のお米のために泣く泣くスーパーで買ったその夕方に返礼品の極上米が20キロドカンと届いた! という事件が(笑)。到着時期をしっかり確認して寄付すべき、と痛感しました。

 ふるさと納税はあくまでも寄付に対するお礼の品です。普通のお買い物とは違って、すぐ届かないものもあることを再認識しました。

 

Q:満喫するための裏ワザやコツを教えて!

A:12月の駆け込み納税時にご注意!

 12月に駆け込みで寄付をする方も多いので、11月までに、ある程度の寄付を行った方が、返礼品の到着も早く、ワンストップ納税書類の返送も余裕をもってできるので良いと思います。12月後半になると、ふるさと納税のサイトにアクセスできないようなときもあり、12月下旬は避けた方がベターです。