Kai-Xを通じて、売買することも可能

 株式の売買は、以上ご説明した通り、東証だけでなく、PTS(私設取引システム)でもできます。

 実は、もう一つ、別の売買方法があります。Kai-Xを通じて、売買する方法です。Kai-Xとは、チャイエックス社が提供しているマッチングシステムのことで、投資家同士の売り注文と買い注文がマッチした場合、東証立会外取引(ToSTNeT)で取引を成立させます。東証が開いている時間帯(9時~11時30分、12時30分~15時)に、利用できます。

 Kai-Xには、機関投資家が多く参加しています。取引所よりも有利な価格で取引できることが多いため、機関投資家が利用するようになりました。

 Kai-Xを利用するには、条件があります。国内株式の投資経験が1年以上、もしくは信用口座開設済みの方で、取引ルールを確認の上、同意することが、Kai-Xを利用するための条件です。

 詳しくは、こちらをご参照ください>>Kai-Xとは