ハンセン指数・上海総合指数ともに一段安
ハンセン指数、上海総合指数は4月下旬、一段安となりました。3月以降、上海市において厳しいゼロコロナ政策が実施されたこと、北京市でも感染が拡大、一部の地域で移動制限が強化されたこと、そうした影響もあり景況感が急速に悪化したことなどが要因です。両指数ともいったん自律反発し、メーデー休暇を迎えたのですが、休場明け後は対照的な値動きとなりました。
ハンセン指数はNY市場と連動、下落しました。予想を上回るペースで米国のQT(量的金融引き締め)政策が進むのではないかといった懸念から、グローバル機関投資家のリスク回避による資金流出が起きました。一方、本土市場では、根強い政策期待から値固めが進みました。