2022年1月の概況&好成績銘柄TOP3!

 今月は1月5日のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨発表後に米国株が崩れ、短期下降トレンド入りの可能性を感じ、多くの持ち株を売却しました。

 ただし、評価益がたっぷりの東証マザーズ銘柄を残したのが、最悪の選択となってしまい、前月比▲24.82%と下落。長期保有と決め打ちしていたハイパーグロース銘柄も▲30%前後…。完全なミスで見切るべきだったと痛恨の反省です。

 月中はレバレッジやインバースETFを売買し、下旬に落ち着いた感が出てきたので、株式を買い戻しました。株式で成績が良かったのは、以下3銘柄です。

エクソンモービル(XOM)
騰落率: 24.88%
 原油および天然ガスの探査・生産・貿易・輸送・販売、ならびに原油・天然ガス・石油製品・石油化学製品・さまざまな特殊製品の製造・輸送・販売を展開しています。米国株としては低PER(株価収益率)で高配当利回りのバリュー銘柄です。資源価格の上昇を背景として堅調でした。

ペトロレオ・ブラジレイロ・ペトロブラス(PBR)
騰落率:
21.40%
 石油、天然ガス、エネルギー産業の企業です。オンショア・沖合油田および頁岩(けつがん:粘土が固まってできた水成岩)と他の岩石からの原油の調査・抽出・精製・加工・取引・輸送に従事しています。バリュー株が買われてエネルギー価格が堅調なことを背景に、大幅に株価が上昇しました。買い増し分を除くと前月末から+21.40%と堅調な推移! 

Direxion デイリー テクノロジー株 ブル 3倍 ETF(TECL)
騰落率:
18.50%
 テクノロジー・セレクト・セクター指数の3倍のパフォーマンス連動を目指しているETFで、1月下旬に米国ハイテク銘柄が底打ちの雰囲気が出たので購入。ハイリスク・ハイリターンであり、前月の高値から▲44.89%と大暴落したあと、+36.19%と急速に戻しています。大きなリスクがあり、かつ上げたり下げたりのボックス相場に弱い点に注意が必要です。

 ポイント投資で購入し、今も保有している投資信託はすべてマイナスでした。比較的下げ幅が小さかったのは、高配当株や新興国投信でした。

▼ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング

楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド ▲1.12%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式)) ▲1.31%
野村インデックス・ファンド・米国株式配当貴族(Funds-iフォーカス米国株式配当貴族) ▲4.40%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) ▲6.41%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) ▲6.53%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックス・ファンド ▲6.70%
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) ▲7.04%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式)) ▲8.09%
キャピタル世界株式ファンド ▲10.79%
ひふみプラス ▲11.72%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス ▲12.06%
アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Bコース(為替ヘッジなし) ▲12.55%
iFreeNEXT FANG+インデックス ▲12.57%
netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし) ▲14.14%
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 ▲16.43%

 今月購入分はレバナス(NASDAQ指数のレバレッジ型を略した呼び方。NASDAQ-100指数の値動きに対して、2倍になることを目指した投資信)が+6.40%、iFree NYダウ・インデックスが+1.80%でした。