個人投資家にとって「信用取引」は身近な存在

 読者の皆さんの中には、信用取引を使って株式投資をしている、という方も多いのではないでしょうか。

 筆者が株式投資を始めた頃の信用取引は、非常にハードルが高く、例えば預かり資産3,000万円以上で、かつ支店長との面接に合格しないと信用取引の口座を開けない、という時代もありました。

 今ではネット証券なら数十万円の資金で口座開設や取引ができるため、個人投資家の皆さんにとって、信用取引は身近な存在になっているのではないでしょうか。

 ただ、信用取引の税金となると、「あれ、どうだったかなあ?」という方も少なくないと思います。

 そこで今回は、最低限これだけは知っておこう、という内容を取りあげようと思います。