トランプ大統領の株高施策は功を奏すれば、さらに上値を伸ばす展開もあるか?

2020年の金・プラチナ最高値をズバリ予測!」や「株高なら上昇?トランプ砲で下落?2020年原油価格をズバリ予測!」で述べたとおり、今年は、米大統領選挙を控え、トランプ米大統領は、自分で蒔いた懸念を低下させる、FRB(米連邦準備制度理事会)に利下げ圧力をかけるなどの、数々の株高施策を打ち出すとみられます。

 トランプ大統領が自分で蒔いた懸念には、米中貿易戦争やイラン情勢の悪化などが挙げられますが、それらについて、自らが懸念を払しょくする行動、具体的には米中間の合意を重ねていくことや、イランとの戦争を回避する発言を繰り返すことなどが想定され、市場はそれらの行動を、懸念が払しょくされる行動と評価し、株高が起こる可能性があります。

 この場合、株高→景気好転期待拡大→自動車製造台数増加観測→プラチナの消費拡大、などの展開が予想されます。プラチナの長期投資は、プラチナ積立や、プラチナETF(国内株式のコード1540や1682)などが可能です。

 今後もプラチナ市場について、分析し、本レポートで筆者の考えを述べていきます。

参考:15銘柄が下落する中、金、プラチナ、上海総合指数が上昇【ジャンル横断・騰落率ランキング】