日本株はPER・配当利回りから評価して割安と判断

 株の割高割安を判断するには、いろいろな指標がありますが、世界中でもっとも重視されているのは、PER(株価収益率)です。予想PERで、日経平均は今約12倍、東証株価指数は約13.5倍です。

  世界各国の株価指数は、おおむねPER10~20倍で評価されています。ここから急激に利益が減少しない限り、日本株は、PERから見て割安と言えます。

  日本株は、配当利回りで見ても、割安と考えています。東証1部の平均配当利回りは、今、約2.6%まで上昇しています。財務内容が強固となり、これからも増配が増えていくことが予想されます。

  米中対立への不安で売り込まれる局面は、長期投資で日本株の良い買い場になると判断しています。
 

▼もっと読む!著者おすすめのバックナンバー

5月23日:利回り4.4%。「5万円以下」で買える好配当株
5月21日:配当利回り4.6~4.9%:3メガ銀行の投資魅力を見直す
5月13日:配当利回り4.6%!「ダウの犬」型・日本株ファンドの作り方