モディ政権継続期待でインド株式指数は最高値を更新
今週は、米中貿易摩擦の激化や長期化不安が株価の上値を抑える展開となっています。こうしたなか、史上最高値を更新し堅調を維持するインド市場に注目したいと思います。
図表1は、インド株式を象徴するSENSEX指数、TOPIX(日本株式)、上海総合指数(中国株式)の推移を比較したものです(2016年初=100)。インド株式は、昨年の8月に続いて、今年に入っては4月に史上最高値を更新。その後は、6週間続いた下院総選挙(4/11 -5/17:有権者は約9億人とされる)の結果を巡る不透明感を主因に一服商状となりました。今週初から徐々に選挙の出口調査結果が明らかとなり、ナレンドラ・モディ現首相が率いるBJP(インド人民党)を中心とした与党連合が議席の過半数を獲得する可能性が高まったことで、5月20日にSENSEX指数は再び高値を更新しました。
貿易摩擦の激化、中国の景気減速不安、業績見通しを巡る懸念を払しょくできない東京市場を横目に、グローバル投資家がインドの政治的安定性、構造改革、高い経済成長率に対する期待を取り戻したことが背景とみられます。インド株式も、昨年秋以降においては世界株式下落の影響を免れませんでしたが、経済成長の柱(はしら)が個人消費を中心とする内需となっており、米トランプ政権が仕掛ける貿易戦争による影響が比較的限られているとの見方も支えとなっています。
図表1:インドの株価平均は再び最高値を更新





















































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