今日は「令和」時代の日本株投資戦略について書きます。

構造改革の「平成」が幕を閉じる。「令和」で成果刈り取りへ

 平成の30年間は、「失われた20年」と「復活の10年」から成ります。

平成の日経平均推移:1988年12月末~2019年4月1日

出所:楽天証券経済研究所が作成

 平成は、バブル崩壊から始まり、日本企業がビジネスモデルの転換を強いられた時代でした。「昭和」の成長モデルが通用しなくなったことに苦しみましたが、それでも日本企業は構造改革を経て、変わりました。

 私は、構造改革で収益力、財務内容、ビジネスモデルが変革した日本株の投資魅力は高いと考えています。「令和」は、その成果を刈り取るときになると考えています。

 今、世界景気の悪化によって日経平均株価は調整していますが、次の景気回復局面でバブル後高値を更新すると考えています。早ければ令和2年(2020年)、遅くとも令和4年(2022年)までに、日経平均は3万円を超えていくと予想しています。