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著者の土信田 雅之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「「恐怖と貪欲指数」から読む米国株の相場ムード~売買ポイントを探る~」
日本株は主体性に欠ける展開が続く
今週の国内株市場で、日経平均株価の値動きは荒い展開となっています。
<図1>日経平均(日足)の動き(2024年10月17日時点)
上の図1は日経平均の日足チャートです。連休明けで迎えた15日(火)は、取引時間中に4万の大台に乗せる場面があるなど、上昇を見せましたが、翌16日(水)は一転して下落し、終値は前日比で730円安。続く17日(木)も「安値引け(終値が安値)」で終えており、この3日間の値幅(高値と安値の差)は1,300円を超えています。
また、この動きをチャートで確認すると、比較的短いローソク足の陰線が並んでいることが分かります。
陰線の多さは、方向感に欠ける中で売りに押される状況だったことを表しているほか、ローソク足の短さは、取引時間中に値動きが出ていないことを意味しており、足元の日本株は国内要因よりも海外市場の要因で動く、「主体性に欠ける展開」だったと言えます。こうした日本株の展開は先週あたりから目立っています。
その一方で、足元で強さが目立っているのが米国株です。