日経平均はしばらくスピード調整が続く見込み
9月後半から勢いよく上げてきた日経平均ですが、上昇ピッチが速すぎたため、しばらくスピード調整が続きそうです。ただし、景気・企業業績が好調で、日経平均のPER(株価収益率)が15倍を割れるところまで低下していることから、私は、押し目買いのタイミングをはかりたいと考えています。
ただし、これには前提条件があります。今年、景気が良いだけではなく、来年も景気が良いことが前提です。株価には先見性があり、景気より、半年から1年先行して動くことが多いからです。これから日経平均が織り込むのは、今の景気ではなく、今から半年、あるいは1年後の景気と考えた方が良いと思います。
日経平均は、景気変動に半年から1年、先行して動くことが多い
日経平均は、景気循環より先に動きます。過去の経験則では、景気がピークアウトする半年から1年前に、ピークアウトしています。ということは、来年の5月―11月あたりに、景気がピークアウトするならば、日経平均は今が売り場ということになります。
それでは、近年の、日経平均の動きを、景気循環と比較してみましょう。
日経平均と景気循環:1999年1月~2017年11月(14日まで)
上のグラフには、内閣府の判断に基づく景気のピーク(天井)と、ボトム(底)を書き込んでいます(日経平均の変動に大きな影響を与えたもののみ選別)。ご覧いただくとわかる通り、日経平均は、景気がピークアウトする半年から1年前にピークアウトすることが多いと言えます。
日経平均は1999年、景気が回復する中、大きく上昇しました。この時の上昇相場は、「ITバブル相場」と呼ばれます。景気は2000年10月にピークをつけ、2001年は世界的な「ITバブル崩壊不況」に入りますが、日経平均(およびIT関連株)は、ITバブルが崩壊する半年以上前の2000年3月にピークアウトしています。
2008年には、リーマンショックと呼ばれる世界不況がありました。日本の景気は、2008年2月にピークアウトしていますが、日経平均は、それより8カ月も早い2007年6月にピークアウトしています。このように、日経平均は、景気循環よりも半年から1年、先に動くことが多いと言えます。
ただし、景気と日経平均が、同時に転換した例もあります。2012年11月がそうです。2012年は、民主党政権下で、景気後退期となりましたが、2012年11月には、当時の民主党野田首相が、解散総選挙の実施を決定しました。
2012年12月の解散総選挙で、自民党が勝利し、景気浮揚策をとることがほぼ確実と考えられていたことから、日経平均は、11月から急騰を始めました。市場予想通り、自民党が勝利し、景気も11月を底に回復に向かいました。
資源安メリットの発現で好調な世界景気
現在、米国・中国・欧州・東南アジアなど、世界同時に景気が回復してきています。その原動力は、資源安メリットの発現と考えています。
WTI原油先物(期近)の推移:2000年1月~2017年11月(15日まで)
原油など資源価格の急騰・急落は世界景気に大きな影響を与えます。2000年から2007年まで資源価格が急騰した影響で、2008年にはリーマンショックと呼ばれる世界不況がありました。リーマンショックは、北米住宅バブル崩壊による金融危機と、世界的なインフレ高進による消費縮小が同時に起こり、急激な世界景気の悪化につながりました。
今は、原油など資源価格が急落した効果が、世界景気を押し上げる段階と見ています。2016年初頭は、資源安ショックで、世界景気が悪化しました。今は、資源安ショックが一巡し、世界経済が資源安のメリットを享受できるようになりました。
日本および世界景気はいつまで好調か?
今、日本の景気が好調なのは、世界景気好調の恩恵を受けているからです。世界景気が悪化すれば、日本の景気も悪化することが避けられません。私は、資源安メリット発現による世界景気の回復は、来年も続くと考えています。
ただし、忘れてはならないことは、景気は循環するということです。永遠に世界景気が良いはずはありません。いつか必ず、世界景気が不調になるタイミングが来るはずです。
私は、2019年のどこかで、世界景気は失速すると考えています。日本では、2019年10月に消費税の引き上げ(8%→10%)が予定されていますので、日本も2019年の終盤には景気が悪化すると考えています。
日経平均は、景気がピークアウトする1年くらい前にピークアウトすると仮定すると、2018年の途中に天井をつけることになります。現在、日経平均はスピード調整中ですが、まだ上昇相場が終ったとは考えていません。今は、押し目買いのタイミングをはかりたいと考えています。


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