優待をきっかけに、割安有望株を発掘してみては?

 2022年、世界の株式市場は急落が続いています。米国の中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)が、物価上昇を抑え込むための金融引き締め策を急いでいる影響です。

 金利の上昇に特に弱いのは、株価が割高な水準まで買われた成長株です。

 一方、優待株に多いのは、個人投資家が顧客でもある外食、小売り企業や、業績が安定し株価が割安な企業。そのため、世界各国の金融引き締めムードの中でも、株価が意外に底堅く推移しやすい傾向があるといえます。

 特に3月優待は全部で700銘柄以上と数が多く、定番の人気株に加えて、魅力的な優待内容のある企業、高配当や好業績による株高も期待できる有望企業がたくさん埋もれているはず。

 楽天証券の株主優待検索を使えば、3月優待株全てをチェックできます。「優待よし、配当よし、業績よしで株価もよし!」の有望株を自ら発掘してみるのもいいでしょう。

 優待株投資をきっかけに個別株投資の道に入る方も多いもの。

 2022年3月は優待株を通じて投資に目覚めるには、ぴったりの時期といえるかもしれません。