今週の指標:ドル/円

 FOMCの結果を受けて長期金利が上昇した場合、ドル買いが縮小する可能性は低いものの、主要中央銀行の金融政策発表などの結果に伴いリスク選好的なドル買いは縮小するとされています。新たなドル買い・円売り材料が出ない限り、ドル買いは縮小しドルの上値は重くなると予想されます。

先週の動き

 14~15日のFOMCで量的緩和の縮小規模を150億ドルから300億ドルに拡大。2022年と2023年にそれぞれ3回の利上げを想定していることが判明したことで、ドル/円は114円台前半までドルが買われました。

 しかし、オミクロン株の警戒感からドル買いは続かず、17日には一時1ドル=113.14円まで下落。113.71円で引けました。