日経平均「2020年予想」の振り返りと「2021年予想」

2021年の日経平均予想

　私は、2021年の日経平均は、9月ごろに3万円に達すると予想しています。日米欧でワクチンの大量供給が実現し、コロナが徐々に収束に向かうことを前提としています。ワクチン効果で、2021年に世界景気の回復が継続すると予想しています。

　具体的には、以下のチャートのような予想としています。

2021年の日経平均（筆者予想）と、実際の動きを比較：日経平均の実際の動きは2017年末～2020年12月28日まで

注：2018年10月から景気後退期に入ったとの判断は、内閣府。2020年7月から景気回復期が始まり、2021年も回復が続くとの判断は、楽天証券。2021年の日経平均は、筆者予想

　上記は、先週木曜日（12月24日）のレポートに掲載した予想と、ほぼ同じです。予想の詳細については、以下のレポートをご参照ください。

2020年12月24日：2021年10大予測：日経平均どうなる？コロナは？米中関係は？水素活用進む？

3分でわかる！今日の投資戦略〔平日毎朝8時掲載〕 楽天証券経済研究所の窪田真之と香川睦、愛宕伸康が、日米の株式市場の分析や投資戦略、マクロ経済、金融政策、資産形成の仕方などをわかりやすく伝えます。 …

窪田 真之 プロフィール