投資格言の一つに「セル・イン・メイ(5月には株を売れ)」がありますが、英国の格言にはその次に「いつになったら戻ってこい」という日が示されています。それはいつ?

  • 11月第4木曜日
  • 9月第2土曜日
  • 7月4日

ヒント

NYダウ平均株価や日経平均株価の過去20年の月別騰落率を見ると、最低なのは8月です。

解答

2:9月第2土曜日

英国では「セル・イン・メイ・アンド・ゴー・アウェイ」の次に、「ドン・カム・バック・アンティル・セントレジャーズデイ」といわれます。セントレジャーズデイは英国で9月の第2土曜日にある競馬の大きなレースのこと。実際、NYダウの場合、4月までは新年度の新たな買いや前年の株式投資で払い過ぎた税金の還付金が株式市場に再流入することもあって、株価が上昇しやすく、5月以降は下落しやすい傾向にあります。また、NYダウ、日経平均ともに8月、9月の下落率が高く、9月に底を打つと、年末に向かって上昇することが多くなっています。そのため株価が上昇から下落に転じやすい5月に株を売り、夏枯れ相場の7~8月は手を出さず、底打ち間近の9月以降に株を買え、といわれるのです。ちなみに、米国では「ハロウィーン効果」といって10月下旬のハロウィーン以降に株高になるともいわれています。

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