つみたてNISA は2024年から始まった新NISAに引き継がれました。つみたてNISAを最も活用していた年代はどれ?

  • 20代
  • 30代
  • 40代

ヒント

これからの人生の資産配分を考える時間が最も多くなる年代かもしれません。

解答

2:30代

2023年9月末時点のつみたてNISAの口座総数は906万2,349口座で、最も口座数の多い年代は30代で、全体の27.4%を占めます。次いで40代が24.4%、20代が19.0%、50代が18.1%となっています。つみたてNISAでは、年間40万円、毎月にならすと約3.3万円を上限にインデックス型投資信託などにつみたて投資するのが通常の投資方法です。そのため、少額資金しかなく、投資初心者の多い20~30代の若年層で急速に普及していることがわかります。2024年1月からは従来の一般NISA、つみたてNISAが統合される形で新NISAがスタート。インデックス型投資信託などへの投資は新NISAのつみたて投資枠を使えば年間上限120万円、生涯の非課税保有限度額1,800万円まで行うことができます(企業の株などに投資できる成長投資枠では年間上限が240万円、生涯の上限は1,200万円になります)。非課税投資枠の大幅な拡充で、ますます多くの若年層が全世界株式に連動する株価指数や米国の株価指数S&P500の値動きに連動したインデックス型投資信託につみたて投資を始めているものと思われます。

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