気になるのは、Sell in Mayのウォール街格言

 1つ気になるのは、米国株の季節アノマリーです。米国株は、5月に高値をつけ、夏場に調整し、9月から12月にかけて再び高値を取りにいく傾向が、過去に何度も見られています。そこで、米国ウォール街(ニューヨークの金融街)には、Sell in May(5月に売れ)の格言があります。

 日本株は長期的に良い買い場と考えていますが、短期的には、上昇ピッチが速すぎることに、やや警戒も必要と思います。

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