日本株は長期的に買い場の判断を維持

 日本株は、配当利回りや買収価値から割安で、長期的に「買い場」の判断を維持します。もし、米中決裂ということになると、短期的には日経平均が大きく下がることも考えられます。もしそうなれば、長期的に、良い買い場になると考えています。

 米中決裂でも、世界的に進む第4次産業革命の流れは止められないと考えています。米中決裂でも、来年にかけて、5G(第5世代移動体通信)や半導体の投資が世界的に回復する流れは変わらないと思います。米中対立がエスカレートすれば、世界景気にとって大きなブレーキとなります。それでも第4次産業革命が進むことで、世界景気は鈍いながらも来年にかけて底打ちするとの見方は変わりません。

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