お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
第2回信用取引のメリット―「資金効率が良い」とは?
土信田 雅之
信用取引入門講座
信用取引という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。ただし、その割には意外と「近くて遠い」存在であるのも事実です。このシリーズでは、「そもそも信用取引とは何なの?」という初…

第2回信用取引のメリット―「資金効率が良い」とは?

2015/6/10
前回、信用取引をマスターする上でのポイントとして、仕組みやルールはもちろん、それと同時に投資スタイルに合わせた活用法を理解し、「メリット」と「リスク」のバランスをとることが大事と書きました。
facebook twitter 印刷する

前回、信用取引をマスターする上でのポイントとして、仕組みやルールはもちろん、それと同時に投資スタイルに合わせた活用法を理解し、「メリット」と「リスク」のバランスをとることが大事と書きました。では、実際に信用取引を活用している人は、信用取引のどこにメリットを感じているのでしょうか?恐らくいちばん多い意見は「資金効率が良いから」だと思います。

信用取引では手持ち資金の約3倍の取引が可能です。正確に言えば、「取引したい金額の30%の資金」が必要です。そう言われてもイマイチよく分からないと思いますので例を挙げてみます。

例えば300万円の株を信用取引で買いたい場合、300万円の30%、つまり90万円の手持ち資金があればOKということです。

また、100万円の手持ち資金があれば、信用取引で最大333万3,333円(100万円÷30%)までの取引ができるわけですが、この例の様に計算で割り切れないケースもあるため、便宜上、「信用取引は手持ち資金の約3倍の取引が可能」と説明することが多いです。

ただし、今回いちばん強調したいのは、「手持ち資金の約3倍の取引ができる」という説明ではなく、正確な表現である「取引したい金額の30%の資金で済む」という点です。確かに、「少ない手持ち資金で大きく取引できる」のは資金効率が良いですし、「レバレッジをかける」とも言いますが、レバレッジをかけている分、株価が変動する際のリスクも高まることになり、資金効率の一側面に過ぎません。

その一方で、手持ち資金が300万円あり、買いたい株(銘柄)が300万円だったとします。手数料等のコストを考慮しなければ、現物取引で買うことができますが、その時点で手持ちの資金をすべて使ってしまうことになります。そこで、信用取引を活用すれば、300万円の株を90万円で買うことができますから、残りの210万円で他の銘柄を買ったりするなど投資の選択肢が増えます。もちろん、損失の発生に備えて多少の現金の余裕を持つ必要がありますが、それでも資金効率はグッと高まります。

さらに、現物取引では、「同じ資金を使って、同じ銘柄を1日に何回も取引できない」というルールがありますが、これが信用取引では可能なため、1日に同じ銘柄を何回も取引したいという方は信用取引を積極的に活用しています。こちらも資金効率の良さを表した信用取引のメリットです。

なお、30%という数字は「委託保証金率」と言いますが、次回はこの点を中心に信用取引のしくみについて触れたいと思います。

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください第2回信用取引のメリット―「資金効率が良い」とは?

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

第2回信用取引のメリット―「資金効率が良い」とは?

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。