(今週の指標)日経平均株価

 今週の日経平均は、世界経済の減速懸念が広がる中、米国を始めとする主要国の経済指標内容や英国のEU離脱問題の結果を睨む神経質な取引となりそうです。

 悲観的な見方が広がって欧米株式が下落すれば日経平均は、2万1,000円を割り込んだ状況で下値模索の動きとなりそうです。

 下値ポイントとしては、2018年12月26日の1万8,948円の安値から今年3月4日の2万1,860円の戻り高値までの上昇幅(2,912円)の3分の1押しの2万890円水準、2万500円水準の心理的フシ、2分の1(半値押し)の2万404円水準が目安となります。