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個人投資家200人に調査「過去最大の含み損は?」
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個人投資家200人に調査「過去最大の含み損は?」

2017/11/15
これまでの投資で発生した「含み益」や「含み損」の金額、その時の行動について個人投資家200人にアンケートを実施した。
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 投資経験者と未経験者、どちらも気になるのは投資でどれだけ利益・損失が出るかだろう。また、株やFXの世界では「買い時よりも売り時が難しい」といわれるように、発生した利益・損失を「いつ確定させるのか」も重要なポイントだ。そこで、30~50代の個人投資家200人にアンケートを実施。これまでの投資で発生した「含み益」や「含み損」の金額、その時の行動について聞いてみた。(協力/アイリサーチ)

 

過去最大の“含み益”はいくら?

200人のうち、含み益が出た経験のある148人に質問

 まず含み益の金額については、半数が「1万円以上~50万円未満」と現実味のある範囲。また、金額が上がるにつれて割合が減るなか、「1億円以上」が1.4%(2人)いることは驚きだ! それだけの利益が出る前に利益確定したくなってしまいそうな気もするが…。そこで、「株式」「FX」「投資信託」で含み益が出た人に、その時のエピソードについて聞いてみた。

※注:コメント末の金額は、含み益の金額(その時の元手資金)

●株式
「まぐれだからすぐに慌てて利益確定した/5万円(20万円)」(41歳・男性)
「利益確定して、すべて売却せず一部の株は現在も保有。その企業とのつながりをもちたいため/50万円(250万円)」(43歳・男性)
「2011年3月15日、忘れもしない東日本大震災の数日後、金融機関の株をストップ安付近で指してたら日経大暴落で刺さった。配当利回りが良かったので定期預金の感覚で6年放置してたら、現在500万強の含み益で保有中。長期保有してて良かった!/500万円(712万円)」(49歳・男性)
「アベノミクスで20年ぐらい前から買い続けていた株が急騰した。ここがピークと思ったので売却した/1,600万円(600万円)」(45歳・女性)

●FX
「ビギナーズラック以外のなにものでもない/20万円(5万円)」(41歳・男性)
「円高のとき、一気に外貨を買ったものが、円安の波に乗り、みるみる利益が膨らんだ/100万円(500万円)」(40歳・男性)
「ギリシャ危機の際にFXで上手く波に乗れたが、その後FX取引は縮小した/120万円(30万円)」(42歳・男性)

●投資信託
「タイミングがよかっただけ/300万円(500万円)」(52歳・男性)
「ある銘柄で、基準価額5,000円のときに購入し、現在1万5,000台。1万6,000台の時に利益確定しました/930万円(320万円)」(41歳・男性)

「まぐれ」「ビギナーズラック」という声のほか、投資を“企業とのつながり”として位置づけて今も保有しているという人も。

 とはいえ、前向きに捉えられるのは利益が出ているからこそ。反対の“含み損”についてはどうだろうか?  

 

過去最大の“含み損”はいくら?

200人のうち、含み損が出た経験のある134人に質問

 1億円以上と答えた人はゼロで、「50万円以上」より上の金額はすべての項目で割合が含み益よりも少なくなる結果に。含み益同様に、含み損が出た時のエピソードを聞いてみた。

※コメント末の金額は、含み損の金額(その時の元手資金)

●株式
「買う時期を間違えた/6万円(10万円)」(57歳・男性)
「配当金が高いので塩漬けのまま/10万円(35万円)」(41歳・女性)
「株主優待が目的なので/50万円(1,000万円)」(57歳・女性)
「トレンドを読み違えた/100万円(300万円)」(49歳・男性)
「下がり傾向の株を底だと思って買ったら、半分以下までさらに下がった/600万円(1,000万円)」(50歳・女性)

●FX
「円安の波につられて外貨を買って、下がりつつある。が、そのまま持っている/20万円(500万円)」(40歳・男性)
「ギリシャショックはつらかった/45万円(100万円)」(38歳・女性)
「含み損が解消されるまで待っていた/200万円(300万円)」(46歳・男性)

●投資信託
「不動産関連の信託で損失が出ているが、配当金が毎月入るため、金額が上昇するまで待っている/15万円(150万円)」(37歳・男性)
「アジア通貨危機でアジアファンドの値が短期間のうちに一気に下がったが、また上がるだろうと様子を見ているうちに益々下がり、泣く泣く大損の中損益を確定した/70万円(100万円)」(54歳・男性)
「あるファンドを10年前に購入し、リーマンショックで大暴落し、大損失を被った/1,030万円(2,780万円)」(41歳・男性)

「リーマンショック」「ギリシャショック」など、大きな変動に巻き込まれてしまった人や、売買タイミングを間違えたという声が散見される。一方で、株式や投資信託においては「配当金」や「株主優待」を目的としているため、そこまで意に介さない人もいるのかもしれない。

 ちなみに、「含み損益をその後どうしたか」を聞いてみたところ、含み益を「利益で確定した」人は67.6%、含み損を「損失で確定した」人は47.0%と20ポイントの差が生まれ、「損失は確定させたくない」という心理が垣間見える結果となった。

 投資は、目先の損失だけを見ると手を出しづらくなってしまうが、自分の「損益確定のルール」を持っていたり、「長期保有」「配当金」などの明確な目的があったりすると、短期的な損益に心が惑わされにくくなる。現在投資を行っている人、これから投資を行うことを視野に入れている人は、改めて自分のスタンスを見つめてみてはいかがだろうか。(吉田良雄)

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