投資信託は、誰でも投資できるの?

 日本国内に住所があれば、未成年者でも外国籍の人でも投資信託で投資することができます。ただし、未成年者が投資をするために口座を開設するとき、金融機関によっては、親権者の同意が必要だったり、親権者による代理開設となる場合があります。

 また、成年であっても、「投資経験がなく経済や投資情報をチェックしていない」「元本割れを一切許容しない」などリスク許容度が低い、「生活資金で投資を行おうとしている」などの場合、金融機関から投資を断られることもあります。

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投資信託って、いくらから投資できるの? 

 株式の単位は「株」ですが、投資信託(投信)の単位は「口」です。そして、株式の場合は100株単位と株数を指定しての取引ですが、投信は100円以上から1円単位で取引ができます。ミニロトやナンバーズなどの少額宝くじくらいの値段で投資のスタートが切れます。

 そして、株式の値段(株価)は1株当たり◯◯円と表されますが、投信の値段は1万口当たりで表されます。これを基準価額(きじゅん・かがく)と呼びます。この値段は1日1回更新され、毎日変動するため、株価同様に時価ということになります。

 そして、自分の予算(買いたい金額)分の注文をすると、この基準価額をベースに口数が計算されることになります。

 たとえば、予算が5,000円、1万口あたりの基準価額が2万円だとすると、1口あたりの基準価格は、2円。予算は5,000円÷2円=2,500口分が買えるイメージです。

 また、投資信託はお金の他に、買い物などで付いてくるポイントでも、100ポイント=100円から投資することができます。

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次は、取引口座の開設から、投資信託をお金で買うまでの流れについて、解説します。 

■知識ゼロからの投資・投資信託入門講座

01 投資信託スタート前に

02 投資信託はどうやるの?

03 投資信託の正しい選び方

04 投資信託のメリット、デメリット

05 知らなきゃソン!投資信託は税優遇メリット大

06 投資信託を売るときはどうする?留意点は?