今週の指標:日経平均株価

 今週は、22日からバイデン大統領の日本訪問があり、岸田首相との首脳会談が行われ、その後、24日にはインドも交えた「クアッド」の首脳会談も控えています。

 日経平均は2万6,300~2万7,300円のレンジ内の動きの想定ですが、先週の高値18日(水)2万7,053円を上にぬけると4月21日の2万7,580円を試すことになりそうです。

先週の動き

 先週は、戻す場合の目先の上値は、4月21日の2万7,580円としました。逆に下値を試す場合は、2万5,000~2万5,500円を想定しました。

 しかし、前々週末のNYダウが+466ドルの3万2,196ドルと反発したことで5月16日(月)の日経平均は、一時+409円の2万6,836円まで上昇するものの、上昇幅を縮小し、+119円の2万6,547円となりました。その後、18日(水)には4日続伸となって一時+395円の2万7,053円まで上昇し、終値は+251円の2万6,911円でした。

 ところが、引け後の米国市場でNYダウが小売売上の悪化を受けて▲1,164ドルと急落したことで、19日(木)の日経平均は▲761円の2万6,150円まで下げて、終値は▲508円の2万6,402円でした、週末の20日(金)は反発し、+336円の2万6,739円で引けました。